名入れボールペンは名入れペンネットへ!記念品に、ギフトに、プレゼントに喜ばれる丁寧な仕上がり

0120-164-264 年中無休9:00~18:00

雑談

技術承継のおはなし

2024年8月1日

パッド印刷の技術承継中!

父が「会長ブログ」にて一生懸命ブログを書くようになって、

どこか安心してしまって社長ブログから遠のいてしまいました。

大変ご無沙汰しております。

 

会長ブログの記事にもありますが

「雨降って地固まる」80歳の肺炎で緊急入院から生還して5週間ぶりの今日です。

6月初旬に父が肺炎により緊急入院

 

GWもお盆もお正月でさえ1日も休まず出勤していた父が

3週間も会社から姿を消した、とんでもない一大事です。

 

退院して1か月以上が経ち、父はすっかり元気になって

わたしもようやく落ち着いて仕事ができるようになったので

久しぶりにブログを書いています。

 

父は風邪をひいても1日くらいで治してしまうのですが

入院の1週間前から風邪をこじらせてしまっていて、

とても心配な状態が続いていたんです。

ちょうど処方薬が切れる前にもう一度かかりつけ病院で診察してもらったらどうかと連れて行ったところ、

「チアノーゼが出てるのでレントゲンを撮ったら

肺炎を起こしているし、血中酸素飽和濃度が90%を切っています。

大きな病院に紹介状を書きますので、すぐに行ってください。」

との医師の言葉にびっくりしながらも急いで向かいました。

 

父に何かあったらどうしよう。

果たして自分で印刷ができるのだろうか。

会社においても自分の人生においても

父のいない日々を考えるだけで

未来が真っ暗に感じ、不安な毎日がスタートしようとしていました。

(実際には不安なんて抱えるほどの余裕もなく必死だったので、逆に元気いっぱいでした)

 

父が風邪をこじらせてから、

名入れ印刷がストップしていて、納期がギリギリなものが増えていたんです。

 

振り返ると奇跡のような不思議なことがたくさん起こっていて、

一番大きかったことは、緊急入院の2日前に、

万が一父が印刷ができない状態になったら、と

妹とわたしで印刷の準備から片付けまでを一通り習うことができたことです。

そのときは父も既に酸欠だったようで

ずっと息が切れていて、フラフラしていて、話しかけても反応が鈍い状態でした。

(もっと早く気づいてあげられれば良かったです)

 

でもここで聞けていなかったら、

出荷を完全にストップしなくてはならない事態になっていました。

 

「インクは生き物」

と父がよく言う通り、

湿度や気温、ペンのそれぞれの表面状態など

ほんとうに様々な要因で印刷がうまくいったりいかなかったり

日々の条件で変化します。

 

父が不在の3週間は、毎日いくつも奇跡が起きました。

「なんでうまく出来たんだろう」

と自分が信じられないくらい、綱渡りではありながらもスムーズに進めることができました。

パッド印刷の技術承継中!

毎回版や型を変える個別名入れも丁寧に綺麗に仕上げられるように!

 

分からないことは父に電話をして毎日聞いていました。

昨日は元気だったけど、今日は声が出ていないな、など

父は良くなったり悪くなったりを繰り返していました。

 

ただ、パッド印刷機はとても複雑にできていて、

調整するつまみがいくつもあるので、音声のみで説明するのがとっても難しかったんです。

 

1週間くらいしてからFacetime(ビデオ通話)ならもっと楽に説明できるのでは?と

やっと気づいて、それからはとても簡単に教えてもらうことができました。

我ながら余裕がなさ過ぎて気づくのが遅く、笑ってしまった出来事です。

 

毎日何度も通話していることで、

父も会社のことを忘れることなく「必ず元気に復帰しなくては」と思ってくれたのではないでしょうか。

わたしも、どうか元気に父を返して欲しいと、祈るように一言一言を発していた気がします。

疲れ切った自分の声は封印し「元気」に変換して励まし続けました。

 

実際は、遅くに仕事を終え、

自宅に着いた頃には意識も朦朧として

わたしもそのうち倒れてしまう…と不安に思うほど

とにかくその日一日をどうやり切ったか覚えていないことが多かったです。

 

でも何より妹が本当に心強い相棒で、

わたし一人ではやれないことも、

妹がいればできる!と強い気持ちになれて

あらためて家族の大切さを知ることができた期間でした。

 

そしてスタッフさんもわたし達を気遣ってくれて

わたしが印刷にかかりきりになる分、やれることを増やしてくれたり

遅くまで働いてくれました。

 

父の不在は、

みんなで心をひとつに会社を守り切り、

名入れペンネットの転換期とも呼べる、とても大きな出来事になりました。

 

パッド印刷の技術承継中!

 

手は毎日インクまみれです。

強い溶剤をじゃぶじゃぶ素手で触るので、

肌は荒れまくりですが、セルフで楽しんでいるジェルネイルは剥がれないので安心です。

(ジェルネイルしか勝たん!)

 

インクや強い溶剤を吸い込むので

頭もガンガン割れそうに痛い毎日でした。

(今はマスクをしていればそんなに痛くならないほど慣れてきました。怖)

 

パッド印刷の技術承継中!

一度アルコール溶剤が手を伝ってapplewatchにかかってしまったのですが、

揮発性だし放っておけばいいやと作業を続けていたら

急に腕がちりちりと熱くなり出して、

よく見たらapplewatchケース(プラスチック製)が溶けていました!

ちょっとのやけどで済みましたが恐怖の瞬間でした。汗

 

事業承継って最近の社会問題としてあちこちで聞きますが、

ものづくりのまち鯖江にいたっては、技術承継が要です。

 

わたし達親子も、何年も前から技術承継をしないとと思いつつ、

「お前にはできるわけない。教えられない」と言われるほど意見がぶつかることが多く

何度も挫折してきました。

父には父の、わたしにはわたしの想いがあり、

どちらも会社の未来を思ってなのに、衝突してしまうんですよね。

創業者と後継者は特に難しいんだと思います。

父とわたしは仲が良かったのに、です。

 

父の不在を経たことで、なんとかクリアできて

やっとパッド印刷初心者になれたわたしです。

 

今は自分たちなりの改良も重ねつつ、

父と一緒に印刷をしています。

毎日が修行ですが、とっても楽しいです。

 

パッド印刷の技術承継中!

淡いピンクなどのインクの調合などもやっています。

パッド印刷の技術承継中!

地元、福井からのご注文も励ましになりました。

 

自分がパッド印刷に携わる中でつくづく思うことは、

父がどれだけの時間をパッド印刷に費やしてきたかということです。

 

このペンの型はないかな、と探してみると必ずあります。

治具も汎用的に使えるように何度も練られた工夫がちりばめられていて、

一つひとつの道具に心がこもっているのが伝わります。

 

父の今までのがんばりがあちこちに見えることで、

あらためて父の仕事を継ぐという重みを感じています。

 

こんな大きなことに気付けたのは

父の入院という、一大事があったからです。

 

一件のご注文もお断りすることなく、

乗り越えられたから言えることですが、

お父さん、

入院してくれてありがとう。

そして元気に帰ってきてくれてありがとう。

 

一緒に頑張れる幸せを忘れずに、

名入れペンネットを育てていきます。

 

また印刷奮闘記を書けるといいなと思っています。

 



最新の投稿を見る

クレジットカードの不正利用にご注意ください

2023年11月14日

クレジットカード不正利用

最近はニュースでもよく見かけるクレカの不正利用ですが、

みなさまは対策されていますか?

先日、名入れペンネットで初めて不正利用があったので注意喚起のためにブログを書きます。

 

ある日、高額のカート注文がありました。

1件目は高級ペン4本に、名入れは「 . (ドット)」のみとの依頼です。

 

スタッフ全員がドットだけ?と不思議に思い、注文者に問い合わせました。

名入れの内容は、お名前や会社名がほとんどで、

メッセージ等で変わったものはありますが、

ドットだけってちょっと考えられなかったんです。

 

注文者は外国人のお名前でしたが、住所は東京で、実在しています。

さらにメールの返信もありますし、お電話でもスタッフが片言の日本語で直接話しています。

 

名入れペンネットのクレジット決済、後払い決済はすべてヤマト運輸のシステムを使用していますので、

わたしたちはお客さまのカード情報は一切見ることはできません。

 

決済が正常に完了していること、

お客さまとして連絡もとれていることから、

商品に名入れをして発送せざるを得ません。

 

お急ぎでしたので、その日に発送は完了しました。

 

ただ、その日以降に何件も15万円~30万円のお買いものが同じ方から続きました。

さらに別の名前でも同じ住所へお届けの注文が入ってくるようになりました。

 

総額は180万円を超えています。

そしてそのすべてをクレジット決済で完了しています。

 

さすがにおかしいなとなって、すぐにヤマトさんに連絡しましたら

行き違いで、この注文者の使用したクレジットカードは不正利用されているのですぐに出荷を止めてくださいとのこと。

 

保険でカバーされたものの、

とんでもない犯罪が間近で起きていました。

 

販売店であるわたし達からは、ヤマトさんが正常に与信を通したカートからの注文で、

お相手が実在しているのであれば疑わしい点はありません。

 

外国人の方のご注文も大変増えてきていますが、

日本人の名前であってもそれが本当かは分かりませんよね。

 

わたしはクレジットカードを使用したらすぐにメールが届くように設定し、

届いたら即座に、少額であっても家計簿に記録して、何を買ったのかを確認しています。

 

家族やスタッフさん達にも今一度メール設定などで管理するように伝えました。

 

便利に使える身近なものだからこそ、

「自分は大丈夫だろう」と思わず、定期的に疑って安心な毎日を過ごしていきたいなと思います。

 

みなさまもどうか気を付けてくださいね。

出来うる防御策はすべてしていきたいですよね。

 

わたしは誰かを想う大切な贈りものをお届けしている名入れペンネットを犯罪に利用されたのが許せないです!

何度確認してもそれがいいとおっしゃるから、お渡しする相手のことを想いながら心を込めてドットを彫刻したんです。

 

しかし、何も名入れをしないなら転売もできるだろうに、

なぜドットだけを入れたのかは本当に謎です。。。

 

 

 



最新の投稿を見る

半年ぶりのブログですっ!

2023年7月26日

南条サービスエリアの花はすソフト

▲ブログ内容と関係ありませんが、この花はすソフトは北陸道の南条サービスエリアで大人気のさっぱりしたソフトクリームです。

わたしのお友達がやっているので、車でご来福の際はぜひお立ち寄りください♪

 

さて期間が空きすぎて何を書いていいやら。

わたしはちゃんと元気です。笑

 

ブログが止まっているのは

コラムが思うように進まず、苦戦しているためです。

でもアップしたコラム記事を見てもらえることは増えていて、

新規のユーザーさんが激増しているんです。

 

コラム

 

これまでにコラム12本をアップして、検索順位が付いているのは6本も!

さらにそのうち3本は5位以内に入っています。

 

検索順位が付いているということは、誰かが見に来てくれていて、

最後まで読んでくださったり他のページも見てくださったりして、

「役に立っている」ということです。

 

1位に近ければ近いほどたくさんの方に見ていただけるので、

まず順位が付くこと、そしてそれをどんどん上げることが大事なんです。

 

でも何よりも「名入れペン」のことについて困っている方の助けになることが一番大事です。

文具を贈るだけでもとっても素敵なプレゼントになりますが、

それにプラスして名入れをするということは、贈られたお相手にも、

贈るご本人にとってもあたたかな想いがずっと残ります。

 

でも贈り慣れていないと、なかなかハードルの高いことなんです。

このペンが良いな!これにしよう!と買い物はできるのですが、

名入れって、どんな文字を入れたらいいんだろう?

書体ってどれを入れればいいんだろう?

予算はこれくらいでいいんだろうか?

イラストやロゴも入れられるのかな?

など、大切な贈りものだからこそ迷ってしまいます。

優柔不断なわたしならずーっとペンディング案件です。笑

 

でも、わたし自身がいつも迷う人間だからこそ

困っている方の役に立てるのではないのかなと考えています。

 

わたし達は名入れペンネット創業から、

ほんとうにたくさんのお客さまより、

プレゼントしたときの感動のエピソードをいただいています。

 

お客様からの声

 

 

”名前を入れただけなのに、とってもよろこんでくれた。”

”一生大事にすると言ってくれた。”

”会社のロゴマークがキレイに入っていて感動した。”

などなど、数え切れないほど、お一人おひとりのエピソードがあります。

 

自分たちが実際に贈ったり贈られたりして喜びを感じることはもちろん、

お客さまから名入れペンの持つ「人と人をつなぐ力」がどんなに大きいかを教えてもらってきました。

 

わたしが名入れペンネットが大好きな理由のひとつは

お客さまとのやり取りが商品お渡しで完結しないことです。

お届けまでにも、お相手様に喜んでもらうために

名入れをどうするのがおすすめか、

何色の印字がいいかなど、やり取りをたくさんすることもありますし、

お届けしてからも先述のとおりエピソードを喜びいっぱい伝えていただけることが多いです。

 

顔を見て接客できないネットショップとは言え、

名入れペンネットでは心の通ったやり取りがたくさんあるんです。

画面を通して、受話器を通していても、

お客さまを想って真摯に対応しているスタッフ達を尊敬していますし、とても心強い仲間です。

 

とりとめのない話になりましたが、

ブログを書けなかったのはコラムに集中しているため、

という言い訳でした。笑

 

名入れについて、客観的に、一般的に参考になるコラム記事とちがい、

ブログはわたし達運営側の内面や人間味をお伝えしたいなと思っています。

 

わたしが心を込めた贈りものを探すなら、

技術力や商品の良さはもちろんのこと、

商品を大切に扱って、丁寧に加工してくれる会社が良いなって思います。

 

自分がされて嬉しいことをお客さまにサービスする、ということを

うちのスタッフも心がけてくれています。

 

そんな一面を切り取るブログなので、

あわてず焦らずがんばります!

 

また良かったらこのブログを覗いてください。

 

 



最新の投稿を見る

FM福井でラジオ収録してきました♪

2022年7月13日

ラジオ出演

6月末にFM福井の部長さまから突然オファーをいただき、

Morning Tuneという番組内の「福井の働きマン」というコーナーで、名入れペンネットで働くということについてお話させていただきました。

 

名入れペンネットとしては2度目のラジオ収録でしたが

今回は10分と短めのコーナーでしたので、打合せ含め1時間ほどで終わりました!

わたしはペラペラ話す方なのですが、まとまらなくて長くなっちゃうのが困るんです。

 

でもラジオのパーソナリティさんは上手にまとめてくれるし話を引き出してくれるので、安心して出られるんですよね。

つくづくすごいなって思うんです。

もちろんプロなので当たり前って思われるかもしれませんが、毎週たくさんのゲストといろーんなジャンルの話をされるのは知識量もすごいですし、ボキャブラリーも豊富だし尊敬します。

 

最初に打合せがてら名入れペンネットの日々のエピソードなどをいろいろと話していたのですが、

初めてお会いしたとは思えないほど気を許して大盛り上がりしました。(私は。笑)

 

ラジオ出演

↑「働きマン」のポーズだそうです!

 

やはり働くことに欠かせないのは、創業者である父とのこと。

事前に考えていたこともたくさんあったのですが、意図せず父の話が一番多かったように思います。

パワフルすぎる父に会いたいとパーソナリティーの方にも興味を持っていただけました。

 

テレビやラジオ出演、雑誌等の取材などの機会があると、いつも思うのは

 

「名入れペンネットでスタッフさん達と一緒に働けるって本当にしあわせだな」

 

ということです。

誰かのために心を込めたものを贈りたい、というお客さまの気持ちに応えて、わたしたちの想いも乗せて丁寧に仕上げるという仕事を、いまのスタッフ全員が力を合わせて全力で向き合っています。

家族の多い職場でもあるので、距離が近い分、言い合いになったり余計なことをしたりもありますが、思いやりにあふれるあたたかな職場だなと再認識させてもらえます。

 

ほんとうにありがたいです。

 

いままで挫折やつらいことも味わってきたし思い通りの人生ではないにしても、いま、すべて込みでしあわせだと思うんです。

 

過去の積み重ねがいまをつくるし、いまの積み重ねが未来をつくります。

ラジオ収録を通していまの自分たちが恵まれているということを実感させていただき、未来へつなげていこうと決意しながら会社に戻りました。

 

まぁ、のどはカラッカラでスタジオを出た瞬間に水をがぶ飲みしましたし、久しぶりだったのでぐったりしちゃいましたが、しあわせな時間を過ごさせていただきました。

今月末の放送日にはみんなで聴こうと言われていますが、わたしは遠くで見守りたいと思います。照

 

ラジオパーソナリティーの方は偶然にも同じ鯖江にお住まいの方でして、会社の方にも遊びに来てくださるとのことでした。

 

またの再会と放送を楽しみに今日もがんばります!

 

 

 



最新の投稿を見る

わたしがかかっていたちょっと変わった病気のはなしをします

2022年6月28日

手術

以前のブログにちらっと書いた通り、去年10月に腹腔鏡手術を受けたのですが、その病気がちょっと変わっていて、手術もロボット(ダビンチ)がするなど、実はすごかったのです。

 

わたしの病名は

先天性腎盂尿管移行部狭窄(せんてんせい じんうにょうかん いこうぶ きょうさく)」でした。

 

は?

聞いたことない。そもそもじんうってなに。笑

 

この病名は術式が決まってから聞いたのですが、それまでははっきりと名前も分からず、ネットで症状を調べても専門的なページしか出てこないし、情報がなさすぎてとっても不安だったんです。

 

ボールペンの話とはまったく関係なくなりますが、同じように不安な方がいらしたら参考にしてもらえたらなと思って、ブログを書いてみました。

 

わたしが手術を受けるまでに知りたかった情報を、その時々の症状や感情をメインに素人目線でひたすら詳しく書いていきます。長いですので必要なところだけ読んでいただけると幸いです。

(さらに1年後の経過を2023年7月14日に追記しています)

 

症状

 

10年ほど前から右わき腹に鈍痛が出ることがありました。

頻度はだいたい年に1,2回です。

 

痛みの程度はその時々で多少違うのですが、右側だったので「盲腸かな」と思うほど強い痛みだったこともあったし、便秘の5倍くらい痛い(?)時もありました。

どちらにしても結構な痛みです。

 

最初は腰痛にも似た、おもーい感じなのですが、だんだん痛みが強くなって、そのうち冷や汗が出て、座っても立っても横になってもうずくまっても何をしても痛い時間が続きます。

 

でも不思議なことに、その日なんとか数時間でも寝れば、翌朝には不思議と何の痛みもないんです。

 

さらに、この症状はいつ起きるかまったく分からず、水分を摂りすぎたとか、逆に摂ってないとかも関係なく、体調の変化もありませんから、対処のしようがありませんでした。

 

何回目かの痛みがあった翌日、市内の大きな病院で色々と検査をしてもらいました。

症状を話したら、尿路結石かもしれないとのことで、エコー検査を2回、レントゲンを2回しても石の影は見つけられなかったので、後日、造影剤を入れたCT検査をしました。

(この造影剤の検査、その後何度かしましたが体が熱くなる感じとか、毎回気持ちが悪いです)

 

その時の診断は

水腎症(すいじんしょう)」。

生まれつき尿管が狭いか、なにかに引っかかっているかで尿の流れが悪くなり、腎臓が通常の2倍くらいになっていたようです(後述しますが、それから10年後の今では3倍に)。

常にたくさんの水分が腎臓に溜まるから、伸びちゃっている状態ですね。

でも少しずつでも流れてはいるし、腎機能も正常だし、ほっといても大丈夫とのこと。

 

腎臓がたまに痛くなるのは、腎臓の中の水分がちょっと増えたり減ったりと水圧が変わることで痛みが出るそうです。そして翌朝に治っているという現象は、その水圧がもとに戻るから、とのことでした。

 

手術で尿管を正常にしてもいいけど、手術痕が残るので、腎機能がおかしくなるか、たまに来る痛みを我慢できる間は様子見という結論に至りました。

 

再診察

 

その後、いつくるか分からない痛みに耐え10年くらいが経った去年5月(手術の約4カ月前)、その時の痛みは今までをはるかに超え、息もできないほど悶絶しました。

 

夕方頃からじわじわと右わき腹が痛くなり出して、いつもの症状だと思ってがんばっていましたが、夜8時頃にはもう気絶するんじゃないかというくらいになりました。

 

むかし診てもらった大きな病院に電話したのですが、診察時間外だったので断られてしまい、やっと声をしぼりだしながら色んな病院に電話して、市内の別の病院がとりあえず診てくださるとのことで行くことになりました。

でもその頃には痛みでまともに動けず、妹が運転をしてくれました。

車の中では、運転する妹に心配をかけたくなくて我慢しようと思いましたが、呼吸すら苦しくかなりひぃひぃ声が出てしまったほどです。

 

腰が痛すぎて歩けない、というか、そもそも地面に足をつけることすら激痛でできなかったので、玄関まで看護師さんが車いすを持ってきてくれて、人生で初めての車いす体験!(その時はそれどころではなかったですけど)

診察してくれた先生があとで、「よく自分で来れたね。救急車呼ぶレベルだよ。」と言われました。汗

(救急車って呼ぶのに勇気が要りますよね。。。)

 

夜10時頃になっていましたが、痛み止めの薬を飲むことしかできず、しかもそれもなかなか効かず、痛すぎて吐き気もひどかったので吐き気止めの点滴も打ちました。

ロキソニンが効くまで4時間ほど、もうダメかなと思うほど痛みに苦しみました。

 

両親もかけつけてくれて、夜中1時過ぎまで付き添ってくれ、当直以外の先生も来てくださいましたが、レントゲンを撮っても原因が分からずじまいで、後日泌尿器科の先生に診察してもらうことになりました。

(しかし、ロキソニンってすごいですね。這うようにしか動けなかったのに、病院から帰るときには普通に歩けました!)

 

詳しい検査をして、腎臓が3倍ほどになっていることが分かりました。

ただ、相変わらず腎機能は正常だし、感染症にもかかっていないけど、これからさらに50年くらい生きるとして、腎臓がこのままもつとは考えにくいのと、また同じ痛みが来たら耐えられないとの判断で、手術ができる医大で診てもらうことになりました。

 

医大へ

 

病院には風邪の時くらいしかお世話にならないほど無縁だったわたしが、車で往復1時間半かかる医大へ、検査や診察で1週間に3度通う日もありました。

 

生まれつきとは言え、今まで何の悪さもせず、静かにがんばっていてくれた右の腎臓くん。

色んな検査を受け、とりあえずわたしの右の腎臓からは2本尿管が出ていて(これは100人にひとりくらいは居る、珍しくない病気だそうです)、2本のうち1本の尿管が細いために通りが悪いことが分かりました。

本来なら腎臓の中に腎盂(じんう)がひとつ、腎盂から膀胱へ尿管が1本、が普通です。

左側の腎臓はちゃんとひとつずつでした。

 

でも右側は、腎臓の中に腎盂がふたつあり、それぞれの腎盂から尿管が出ているので、2本が途中で1本につながり、膀胱へ続いていました。

生まれつきの異常ですが、尿管が2本出ていても、通りがよければ一生なんともなく、気づかない人も居るくらい大したことではないそうです。

 

 

腎臓が悪くなっているわけではないので、そもそも手術をするかしないか、という所から先生方が一緒に考えてくれました。さらに福井県に1台しかないロボット(ダビンチ)での手術をすすめられていたので余計に心配事が増えて結論が出しにくかったです。

ロボットの遠隔操作で手術って途中でバグったりしないのかなってめちゃめちゃ怖かったんですよね。

 

どちらにしてもダビンチでわたしの症状の手術をするのが福井医大では初めてとのことで、さらに全国的にも症例が上がっていないそうで、提案の術式が正しいのか、そもそも治るものなのかも手術をしてみないと分からないと先生もおっしゃっていたし、もうどうしていいか判断しづらい条件ばかりでした。

 

家族とも話し合い、お腹に5カ所も穴を開けること、そもそも腎臓が悪くなっていないのに手術をした方がいいのか、命にかかわる手術ではないにしても、全身麻酔やいろんな影響、コロナ感染防止のために面会が一切禁止になることなど不安な点をつぶしていきました。

 

結局は、せっかく時間をかけ何度も検査をして原因が分かった今手術をしなかったら、タイミングを逃しておおごとになるかもしれないと思い、手術に踏み切りました。

 

術式

先天性腎盂尿管移行部狭窄

 

さて、わたしの尿管狭窄のために何をしたかというと、一度尿管を腎臓から切り離して、「尿管ステント」という尿管を拡張しておくための管を入れて閉じるというもの。

でもこれで治るとは断言できないとのこと。

肥大してしまった腎臓を切ったりして小さくすることはせず、この管を入れるためだけに内視鏡手術(ロボット支援下)をしました。

術後1か月経ったらこの尿管ステントを抜いて、その後検査で様子を見るというものでした。

 

ちなみに「尿管ステント」とネット検索すると、「耐えられない」「抜去 激痛」とか恐怖のサジェストが出てくるんです。汗

 

この尿管ステントが後々、本当に大変でした。みんな調べるはずです。これは後述します。

 

入院と手術

病室

▲7階の病室からの眺め。不安な想いでよく外を見ていました。天気も良く清々しい田園風景です。

 

2021年9月29日に入院、10月1日に手術が決まりました。

 

余談ですが、手術の1か月前には術前検査というものも初体験し、身長体重測定のほか、肺活量なども検査しました。

わたしは平均以上の肺活量らしく、すこし安心しながら体調万全で迎えることができました。

検査の先生にめちゃめちゃ褒められたのもうれしかったです!

 

あとは入院の準備が大変でした。

おまけ(入院の時に便利だったアイテム)

わたしは入院経験がなく何を持って行けばいいのか想像もつかなかった上に、コロナ禍で誰一人面会してはいけない状況だったので着替えや足りないものを持ってきてもらうことも一切できませんでした。

Sサイズのスーツケース(拡張しても閉まらないほどパンパン)とPCバッグと小さめのボストンバッグ。

それと入院の時におむつとか腹帯とか病院で買いそろえたもので、エコバッグも追加になり結構な荷物量に。笑

すでに4つもカバンがある!

 

術後どんな状態になるか想像もつかなかったので、暇つぶしに使う文庫本やヘッドホン、ベッドの手すりに装着できるクリップ型スマホスタンドなども購入して、なんなら仕事もしようとPCも持って行きました。

が!実際は術後のキズが痛すぎるのと、集中力もまったくないのとで、暇つぶしとして一番活躍したのは入院ギリギリに購入した文庫本でした。

なにより「軽い」というのが体にも負担なく、疲れたらパタッと枕元に置けるし、目が覚めたら開けるし、気軽に扱えるのがとても良かったです。

久しぶりにサスペンス小説を2冊読みました~。

 

ちなみにPCなんてまったく開かず持って帰りました。仕事どころではないつらさ!笑

入院した医大もそうでしたが、病院はWi-Fiがないところがほとんどらしいので、ポケットWi-Fiのレンタルは必須です!

 

さて本題へ。

 

手術のときにお腹がいっぱいだといけないので、手術前日には半日かけて下剤でお腹を空っぽにされました。

何気にこれが本当に嫌でした。一番メンタルに来たかもしれないです。

下剤がとにかくまず過ぎてのどを通らないのです。おえっとなるし、涙目になりながら看護師さんに励まされて乗り切りました。(結局飲み切れず、もうここまで飲んだら何とか大丈夫ってギリギリのところまででしたが)

手術

 

いよいよ前日の夜、母とビデオ通話をしたあと、消化にいい食事を摂り、夜中にはまた下剤を飲んで朝の手術に備えました。

 

ちなみに、コロナ禍だったので寝ている時までもマスクをしないといけなかったのが何かと不便でした。

 

朝6時過ぎ、手術着やソックスなどを渡され着替えて待っていると、8時に主治医の先生がお迎えに来てくれて一緒に手術室へ。

ドキドキはマックスです。

 

手術室の前で手術担当の看護師さんからいろんな説明を聞いていたら急に涙が出ました。

主治医の先生も他の先生も看護師さんもみんな優しくしてくれるのに、初めての入院と手術で、さらにコロナ禍で家族にも会えなくて、不安でいっぱいだったのかもしれません。

説明を聞きながら、年甲斐もなくぽろぽろとしばらく感情にまかせて泣きました。

 

看護師さんたちは慣れていらっしゃって、大柄な男性でも手術の前には泣いたりするよとおっしゃってました。

大人になってこんなにやさしくしてもらえることがあるんだろうかと思うくらい、寄り添ってもらえました。

 

ひと泣きしたらすっきりして、手術室へ。

10室ある手術室はそれぞれ銀色の大きなドアで、映画で見るような宇宙船みたいな感じでワクワクしました!

そしてわたしの手術をしてくれるダビンチは一番奥の手術室にいました。

部屋に入ると、まず天井から伸びる数本のごついアームが見えて、ほかにもおおきな機械やモニターなどがいくつもあって、そして、主治医の先生と何人かのスタッフさんが笑顔で迎えてくれました。

 

それこそ映画のセットのような、非現実がひろがっていました。

まるでSF。ほんとうに写真を撮りたかったです!

 

もっとピリピリしているのかと思ったけど、スタッフさんたちもゆったりとしていて「これがダビンチだよ」とか「先生はここで操作するよ」とか映画スタジオの見学に来た気分になり、促されるまま手術台に乗りました。

命にかかわるような大手術でも、緊急でもなかったからかもしれませんね。

 

この時にはもう麻酔をかけられるし、わたしができることも何もないし、先生たちを信じるのみ!と腹もくくっていたので不安はありませんでした。

 

点滴を打たれて、いよいよ全身麻酔に入るときには少し緊張しましたがベテランの女性がやさしく声をかけてくれて、「体があたたかくなってきますよ」と言われてなにか答えようと思った時には寝ちゃってました。

 

術後

(痛いのとか怖い方は飛ばしてください)

手術直後

「平池さん、無事終わりましたよ」

と主治医の先生の声が聞こえて、なんかまっしろな光で視界もぼやけていたのですが、さっき寝たところなのに終わったってなに?と思って「は!いま何時ですか!」と聞くと、13時過ぎとのこと。

4時間以上も経っている。。。

 

不思議な感覚でした。

さっきまで笑って話していたのに、本当におなか切ったんですか?って思いました。

 

頭や身体の感覚がぼんやりしていて痛みも何もなかったのですが、また寝ちゃったみたいで次に目が覚めたら病室にいました。

 

病室で目覚めてから

起きたらのどがカラッカラなのと、吐き気がすごくてナースコールを呼びました。何とか少し体を起こして口をゆすいだら、血が出てきて看護師さんといっしょにびっくり。

あとで先生に聞いたら「鼻から管を入れたんだけど奥が切れちゃったのかもね」と笑顔で言われました。笑

わたしの鼻の奥はかなり狭いらしくて胃カメラとかも全然入らないんですよね。さぞかし入りにくかったんだろうなと思います。

 

麻酔が切れたあと吐き気があるかもと言われていましたが、鼻血が口に入ることもあってか、吐き気はずっと続きました。うがいするにも体を動かすとおなかに響いてつらかったです。

 

これは入院中何度もあったことですが、自分では「なにこれ!」と驚くようなことも、笑顔で何事もないように言われると安心するんですよね。

先生たちはさすがです。

 

起きてからはまだ麻酔が効いていたからなのか、おなかの痛みよりなぜか右肩がすっごく痛くて、これも聞いたら、手術中に右わき腹を大きく開けるために右肩を頭の上に曲げて「C」みたいな形で寝かされていたそうです。

先天性腎盂尿管移行部狭窄手術

それで固まったかな?とのことでした。

当たり前ですがなーんにも覚えていないんですね。

 

ロボットの手術もすごいことだけど、わたしは麻酔に感動しました。

ちゃーんと意識を失って、5カ所もお腹を切って、ロボットのアームやら内視鏡カメラやら色んな器具でぐりぐりしたのに気づきもしなくて、でも不思議と術後に目が覚めるんです。

 

事前に先生から説明をされていたのですが、麻酔から覚める時に暴れたり、暴言を吐く方がいらっしゃるそうです。

これは寝ぼけている状態なので一時的なもので、おかしくなるとかではないのですが、万が一のために体を固定すると言われました。←これも目覚めた時は多分固定されていたのだろうけど覚えていないです。

 

わたしは自分が起きたときに変なことをしないかすごく気になったのですが、おとなしかったそうです。よかった。

 

その日は絶食だったので、本を読んだり寝たり、アマプラを見たり寝たり、ぼーっとしたり寝たり(笑)していました。暇だからなのか、何かの影響なのか、とにかくすぐに寝ちゃうんです。

ベッドから体を起こすということは当たり前ですができなくて、のどがカラカラなんだけど水をごくごく飲んだりもできません。

看護師さんに小さいじょうろみたいなもので少し水を含ませてもらう程度です。

 

だんだんと覚醒してきて、とにかくおしっこの管が痛かったのと、寝返りどころか、姿勢をちょっと変えるのもとってもつらくて、看護師さんの見回りのタイミングでお手伝いしてもらって、すこーし右へ左へと向きを変えたりしました。腰が痛くてつらかったんですよね。

夜中に一度、おなかのキズの痛みが強かったので座薬を入れてもらいました。

 

術後1日目(手術翌日)

翌朝、先生がおなかのキズを見に来られたのですが、腹帯を開いてわたしも初めて見ました。

が、まぁ、グロい。。。

横一文字に1㎝ほどのものから、2㎝を超えるくらいのものまで5カ所のキズ。

くわしくは書きませんが「これ、わたしの身体ですか?寝てて分からなかったけど、ほんとに手術したんだ?」って感じでした。

簡単に描いた図解です。

先天性腎盂尿管移行部狭窄手術

ピンク色の、先生が直接作業した傷跡が一番大きくて、術後の痛みがダントツでした。

(2023.7.14追記)

治りが悪く、ピンクの所と、緑色で示したおへその縦のキズは1年半経った今はケロイド状になってしまいました。
先日受診した皮膚科でもらった薬をチマチマと塗って少しでも良くならないかなーとがんばっています。

 

手術からほぼ丸一日ですが、姿勢を変えたりおなかに力を入れず、安静にしていればズキズキと痛むとかいうことはありませんでした。

 

病院食

待ちに待った朝ごはんは、重湯とすまし汁。

おいしかったなぁ。

そのあと家族ともカメラをつけてLINE通話をして元気な顔を見せることができました。

 

お昼ご飯も完食して、看護師さんに促されてすぐに立ち上がったりよちよち歩いたりできたので、おしっこの管を外してくれて、すっきり。

 

初めての手術だったので、入院前にいろんな知人に手術のことを聞きまわったのですが、おしっこの管が外れるとすごくラクになるって本当だったんだ!と感動しました。

 

当たり前ですがわたしは尿管を手術したので、ベッドの横にあったおしっこのバッグは真っ赤。

思わず小さく悲鳴をあげました。この写真はさすがに載せれない。。。

 

ちなみに入院中は状態のチェックのために毎回検尿カップに排尿したのですが、ずっと真っ黒や真っ赤のおしっこしか出ませんでした。ひぃ。

 

術後2日目~3日目(手術翌々日~)

病院食

食事はつねに完食。

普段食べるご飯の2倍くらいの量を食べてました。とにかくお茶碗がデカい!
実は退院して体重を測ったら1キロ増えてたんですよね。むしろ減るもんだと勝手に思ってました。笑

 

入院中、熱も上がらないし元気いっぱいなので、3日目の朝には先生から「もう退院してもいいですよ」と言われ、急すぎてびっくりしたほどです。

 

まだ一度もシャワーも浴びていないし、トイレ(大)も兆しがないし、傷口に水をかけるのはとても怖く、病院で一度済ませたかったのでその日にシャワーを浴びて次の日(4日目)に退院することにしました。

 

お風呂ではキズを直視すると気絶しそうだったし、身体を動かすと響くのでさらさらーと流す程度でしたが気持ちがよかったです。

 

退院の日、たまたまだったのですが医大ならではの「教授回診」があったのです。

(退院を1日延ばしてよかった…っ)

 

病室に入りきらないほどの行列で、すんごい迫力でした。

 

教授に腰は痛くないですか?と聞かれ、腎臓のことをおっしゃっていたのだと後で分かりましたが、その時は圧にテンパってしまい、「寝てばっかりだったので腰は痛いけど大丈夫です!」と見当違いのことを元気に言ってしまいました。笑

 

身体はしんどかったと思うけど、それよりもみなさんに本当に良くしてもらえたし、半年以上経った今ではいい思い出(?)になっています。

 

血尿は出ていましたが、経過がとっても良くて、想定していたよりも早く、術後4日目の朝には退院となりました。
(覚えていないけど便秘は1週間くらい続いた気がします)

食事の制限も何もないけど、1か月は運動をしないように、とのことでした。お薬は、なにかあった時のためにロキソニンを4錠のみ出されました。

これから1か月、尿管ステントが入ったままの生活がスタートです。

 

ちなみに、お世話になったみなさんに、ジェットストリームの抗菌ペン(3色ボールペン)に医大のロゴマークと名前を入れてプレゼントしましたが、とっても喜んでくれました!

【同一印刷名入れボールペン】三菱・抗菌ジェットストリーム(SXE3-400A-07)3色ペン0.7mm

コロナ禍の病院では活躍するかなとあれこれ考えて選びました!

 

退院

 

病室を出たら真っ先に1階にあるタリーズコーヒーへ直行!

ブラックコーヒーがずっと飲みたかったのです。もちろん一気飲みしました。

退院

 

母と妹が迎えに来てくれて家に帰ったのですが、病室では元気だったのに、病室から一歩外に出るだけでめまいやら酔う感覚やらで気持ちが悪く、車に乗ってても景色が流れるのが刺激になって目が回りました。50分くらいのこの帰宅ドライブは嬉しい気持ち半分、一触即発の具合の悪さでしたね。ビニール袋を抱えていました。笑

そして自宅に着いて何より驚いたのが、2階の自室へ上がるための階段1段すら足が上がらなくて「え?」ってなりました。あやうくつまづくところでした。

そういえば1週間ほどほとんど寝たきりだし、コロナ禍だったこともあり、自分の病室があるフロアしか移動できなかったんです。

段差一つない安全な床をよちよち歩いていましたから、こんなことがあるんだとビックリしました。

脚の筋肉ってこんなにすぐ弱るんですね!

 

10月初旬とは言え、とても暑い日が続いていたので、とにかく清潔に規則正しい生活を心がけて、社会復帰を目指しました。

が、やはり尿管の中で拡張する管「尿管ステント」が超絶つらい。

 

尿道をつまようじみたいなとがったものでツンツンツンツン…とつつかれている痛みが、起きている時も寝ている時も何してても続きます。大きな波ではないけど、絶えない痛みにストレスも募りました。

 

わたしは1か月というリミットがあったけど、調べたら何年も入れている人もいるとのこと、考えただけで白目になってしまいます。

 

退院して2,3日後には37℃を少し超える熱が出だして、ずっと下がらなくなりました。

たまに会社に顔を出してみるも、15分も居れば音や視覚の刺激で具合が悪くなるし、家にいてもひまだし、尿管ステントはずっと痛いしで、退院してからの方が断然具合が悪かったです。

 

血尿は退院後1週間くらいで収まり、発熱も3週間ほどでやっと平熱に戻りました。

 

手術のキズも2,3週間ほどであまり痛くなくなりましたが、一度膿が出てびっくりしたことがありました。

電話で先生に相談したら高熱が出ていないなら大丈夫とのことで、それきりすっかり治りました。

 

尿管ステントの抜去

 

さて、地獄の時間です。

ネットで調べてぞっとしていたこの瞬間。

だって、「激痛」「耐えられない」です。

 

結論、んもぅ、その通りでした。

 

1か月後にエコー検査と尿管ステント抜去があったのですが、抜去のときはあまりの痛さに大声出しました。ハイ。

 

産婦人科にあるあの椅子に座って、麻酔なしで尿道からカメラと水を入れて、その映像を見ながら尿管ステントを引っ張り出すんです。

こうやって言うだけでも怖い。

 

先生が見ていたモニターをこちらにも見せてくれて、映像見てると気分をごまかせるかな?と言われたのですが。。。居ました。ステント。

うす暗い水の中でゆらゆらと動いていました。

これが膀胱をツンツンしていたのかと納得です。そりゃ痛い。

 

でもそのあとは引っ張り出す痛みで見てもいられず、「もう出てきますよ」という声も遠のくほど痛くて

最後に、ぅうぎゃーっと声を上げて終わりました。

 

でもステント抜去のあともずーーーっと尿道がヒリヒリと痛かったんです。

まともに歩けないほどです。廊下の壁に沿って内またでよちよち歩きしていました。涙

病院を出る前にトイレに行ったのですが、排尿がまた痛すぎて悶絶しました。

このヒリヒリは3日後には治りましたが、このトイレでの痛みは二度と味わいたくありません。

 

そして、エコー検査ではあまり良くなっていないなぁと先生がおっしゃったのにはがっくり。こんなに体調が悪くなったのに、効果がなかったかもしれないなんて。

さらに1カ月後に尿の流れるスピードを検査するということで様子を見ることになりました。

 

経過

 

2か月後

このときの検査で尿の流れは以前よりは早くなっているけど、正常ではないとのこと。

でも少しでも良くなっているならよかった。

 

この12月頃は、生まれて初めてヘルペスにかかってたらこ唇になったり、ものもらいにかかったり、各病院で免疫力が落ちていると言われまくった時期でした。

ちょっと動いたらぐったりしたし、気も滅入ってつらい日々が続いていました。

 

3か月~半年後

1月の検査でもあまり良くなかったですが、4月(術後半年)の検査で尿の通りは正常ではないものの、なんと腎臓が少し小さくなっているとのこと!

 

伸びちゃった腎臓は戻らないと聞いていたのに、溜まる水分が減ったら縮んできたみたいです。細胞が若いのか、とても嬉しい結果になっていました。

 

ただ、尿検査の結果はあまり良くなかったそうでした。

ちょっと難しい話だったのでわたしは分からなかったですが、先生はあまり心配しなくていいとおっしゃったので、気にせず今も過ごしています。

 

術後1か月どころか、3カ月ほどは具合が悪かったものの、2月の繁忙期からは休みなく働けるほどすっかり元気になりました。

 

約9カ月経った6月現在、手術痕はまだくっきり残っていますが、少しずつキレイになってくるといいなぁと思います。

ときどーきうずくような痛みはあるんですよね。あと、たまにかゆいこともあるのでポリポリしてしまいます。

(2023.7.14追記)

↑かゆくてもかいたりしたら絶対だめです!ケロイドになっちゃいました。
すぐ皮膚科に行ってください!。。。とこの時のわたしにも言いたい。涙

 

1年間は検査が続くけど、しっかり診てもらって良くなったらいいなぁと思います。

実は1年も経たず、10カ月後くらいの検査で、腎臓の大きさも正常ではないけど少し小さくなっていて、数値的なものも問題ないとのことで、1年後に検査に行けばOKと言われました。
来月8月末に1年ぶりに検査に行きます。

 

まとめ

 

水腎症に苦しんだものの、腎臓はふたつあるから大丈夫とか軽く思って手術にいたるまで10年もかけてしまいましたが、左の健康な腎臓にだって、なにが起きるか分かりません。

事故に遭って失うかもしれません。

そもそも感染症に一度もかからなかったことも奇跡かもしれませんね。

 

これからも深刻な病気になる前にサインを無視せずに手を打って、長く元気に働ける身体づくりをしていきたいと思っています。

 

あ、余談なのですが、尿の通りが悪いと最初に診断されたときに家族に伝えたら、母がとてもショックを受けまして、「健康な体に産んであげられなくてごめんね」と言われたんです。

でも、わたしは一般的にはめちゃくちゃ健康な方です。

風邪も数年に一度しかひかないし、大病もしたことありませんし、先述のとおり入院すら今回が初めてだったんです。

生まれた時からどんどん腎臓が肥大していただろうし、水腎症になっていても感染症ひとつ起こさず、腎機能も正常だったことは、健康な体だからこそ最小限で大したことにならなかったからだと思っています。

 

わたしの場合は検査で肝心なところが見えず、病名がはっきりしなかったこと、むずかしい手術ではないと言われても、上がっている症例や術式がほとんどなく、参考にできる記事も見当たらず不安な気持ちでいっぱいだったことから、もし同じ症状や病気で悩んでいる方がいらしたら、とブログを書いてみました。

 

わたしは幸いにも腎機能は正常だったし、感染症にもなっていないから、術前術後を比較してはっきりと実感できる変化はありませんが、症状が重くなる前に、勇気を出して手術を受けてよかったです。

ちなみに1年に数回起きていた右腰の痛みは今のところ一度もありません。

(2023.7.14追記)

今年6月頃に腰の痛みが1週間ほど続いたことがあり、診察してもらいました。
尿検査、エコー検査の結果は、特に異常がなかったことから、とりあえずそのまま帰ってきました。
これが何だったのかは分からないですが、その後痛みはありません。

 

先天性腎盂尿管移行部狭窄でお悩みのみなさま、手術が一番いいかどうかは分かりませんが、わたしは手術してよかったです。検討の参考になれば幸いです。

 

 

 

 



最新の投稿を見る

怒涛の繁忙期が終わりつつあります

2022年4月4日

ゼブラ・シャーボ

は!ブログ1か月近く離れていました!汗

 

いそがしい時ほどブログで素敵なやり取りや

心にのこる贈りものをご紹介したいと思うのに、

どうやっても時間が作れず、もやもやしていました。

 

去年以前は、走り回るほどのピークはせいぜい1~2週間だったと思うのですが、

今年は慌ただしいのがずーっと続く感じで、久しぶりに一日もお休みを取れない、まぁまぁ過酷な状況でした。

マンガみたいに腕が増えたのではというくらいすごいスピードで進める作業も何度もありました。

体力の限界を何度も超えて、わたしの全力疾走の60連勤が今週末で終わりそうです。

 

でも何より、お休みの日に短時間でも顔を出してくれたり、子連れ出勤までしてくださるスタッフさん達のおかげで大きなトラブルもなく終えることができました。

 

昨日お休みをいただいても良さそうな感じだったのですが、

どうしても掃除をしたくて出勤しました。

 

入荷する段ボール、出荷する段ボール、緩衝材の山!とにかく床が汚れたんです!

いつも現場をキレイに保っているのですが、繁忙期は掃除する時間もまともに取れなくてこちらももやもやしていたんですよね。

 

会社(建物)にも感謝を込めて、床を全面拭き掃除し、水回りも、冬の間に汚れた外壁も高圧洗浄機でピカピカにしました!

ケルヒャー

(上の方は届かなかったので業者さんにお願いします。笑)

 

キレイな空間に居られるのは本当に気持ちがいいです!

繁忙期にずっと気になっていたブログとお掃除に向きあえたので、通常運転にシフトしていきます。

遅ればせながら撮りためた画像と共にあたたかなエピソードなどもご紹介できればと思います。

 

これは例年同じなんですが、

繁忙期と閑散期が急激に入れ替わるので、

燃え尽き症候群みたいな状態になります。

 

この時期、それはもう「抜け殻」です。笑

 

でも立ち止まったらそれは後退と同じなので、

心のこもった贈りものをしたいお客さまがどうしたら満足してもらえるのか、

安心して名入れペンネットをご利用いただくために何をすればいいのか、

最強のスタッフさん達と協力し合いながらよりよい店舗づくりをしていきます。

 

そして!今週は新しい仲間が入社してくれます。

また新しい風が吹くことにワクワクしています!

 

途切れることなく前進し続けていきますので(ブログも。汗)

どうぞよろしくお願いします!

 

 



最新の投稿を見る

今日はねこの日ですね。2.22

2022年2月22日

ヤマト運輸

実家で昔ねこを飼っていたので、そのときの名残で2月22日はねこが頭に浮かびます。

ねこと言えば、名入れペンネットの商品を配達していただくヤマト運輸さん。

 

福井県は先週から雪がよく降って結構大変なのですが

ヤマトさんは止まらず商品を届けてくれます。

 

名入れペンネットにとっては絶対に欠かせない大切な配送をお願いしているので、とってもありがたいです。

 

余談ですが先日の3連休の時には、いつも配達に来てくださるドライバーさんが

近所のおしゃれスイーツを差し入れしてくれて、忙しい中にほっと一息つくことができました。

 

最寄りの営業所のみなさんはいい方ばかりなので、安心して商品をお渡しすることが出来ます。

本来なら自分たちがお客様の所へ直接お届けにあがりたいところを、

代わりに配送してもらうので、配送業者さんの選定はしっかりとしています。

 

お客様のために心を込めて仕上げたペンを確かに、丁寧に届けてくれるヤマトさんに感謝しながら

今日も全国へ、想いを乗せた名入れボールペンたちを発送いたします。

 

 

 



最新の投稿を見る

卒業記念品のご注文が続々と!

2022年2月18日

卒業記念

長らくブログをお休みいたしました。

手術痕など術後の経過は良かったのですが体力が戻らず、まだ少し足元がフラフラしますが元気にフル出勤しています。

 

いま名入れペンネットは、学校関係の卒業記念品の製作に大忙しです。

たくさんの卒業生たちが新たなステージへ旅立つのをあたたかくお送りするため、どの工程も心を込めてお届けしています。

 

毎年この時期にご注文をくださるお客さまも増え、感謝の気持ちは言葉にできないほどです。

 

顔の見えないネットショップ運営において

わたしたちがどういう想いで名入れをしているか、

たくさんのご注文があっても、一本一本をどれだけ大切にしているかをブログではお伝えしたいと思っていますので、

繁忙期に入ってもブログを継続していけるよう、がんばります!

 

写真もかなり撮りためてあるので少しずつご紹介できればと思います。

お客さまからのご注文には、あっと驚く名入れのアイディアや

クスっと笑えるメッセージ入りのものなど、日々心が動くことが多いんです。

 

まずはいま、卒業記念品や入学祝いなど、大切な節目をお祝いする品を毎日毎日印刷し、全国へお届けすることに集中していきます。

 

のし箱

 

ちなみに下の画像はのし箱を組み立てて、仕上がったペンが入るのを待っている状態です。

数がぴったりはまったのでうれしくなって撮りました。笑

のし箱

 

福井県は雪がじゃんじゃん降っていますが、お客さまが大切な方を想う気持ちに触れ、心はあたたかです。

 

 

 



最新の投稿を見る

ブログしばらくおやすみします

2021年10月7日

お見舞い

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

私事で恐縮ですが以前から決まっていた手術を終えたところで、仕事への復帰が少し先になりそうです。

 

命にかかわるような手術でもありませんし、経過がよく退院も早かったし元気は有り余るほどなので、すぐ仕事しようと思っていたのですが思ったより体力が落ちていました。

 

スタッフさん達も「会社は任せて」と言ってくれるので甘えてゆっくり静養させていただこうと思います。

 

お見舞いで届いたお花も、元気いっぱいのビタミンカラーで笑顔になります。

 

 

今日はリハビリがてら、ほんの少し顔を出そうと思って出社しましたが、フラフラでこんなに短いブログを書くのもやっとです。笑

 

また体力をつけて戻りますので、ブログの更新をお待ちいただけますと幸いです。

このブログでみなさまにお会いできるのを楽しみに頑張ります!

 

 

 



最新の投稿を見る

【副反応少なめ】ワクチン2回目終わりました!

2021年9月23日

世界

先日、無事に2回目のワクチン接種を終えました。

前回同様、これから接種される方の参考になればと考えています。

 

以前のブログでも書いたのですが、

わたしは1回目から副反応がしっかり出てしまったので

2回目は大変ビビりました。笑

 

いろんな人に聞けば聞くほど

副反応がバラバラで余計混乱するんですよね。

 

「あまり考えすぎず、一応寝込む場合を想定して準備をちゃんとしておくスタンス」

で2回目を迎えました。

 

集団接種会場なので注射をする先生も前回とは違いました。

今回は刺した瞬間、首からひじくらいまで電気が走るような痛みがあり

打った(左)側の手の甲辺りがしびれていたのでちょっと怖かったのですが

30分の経過観察中にひどくなることはなかったのでそのまま帰宅しました。

 

あ!ちなみに前回はベッドに横になって打ってもらいましたが

なんともなさ過ぎて申し訳なかったので今回は座ったまま打ってもらいました。笑

 

左腕が痛かったので会社には戻らず自宅へ。

熱は夜中から翌朝にかけて38℃を超え、

翌日と翌々日は37.5℃辺りをウロウロしていましたが

倦怠感や頭痛がほとんどなかったので前回より体感ではつらくなかったです。

 

左腕のしびれも夜には普通に戻っていましたし

筋肉痛はあっても、特に生活に支障は出なかったです。

 

こうやって1回目よりちょっと楽だった2回目。

無事にコロナワクチンの接種が完了しました。

ワクチンを打ち終わっても変わらず、自分の周りの人たちのために感染拡大予防を続けていきます。

 

今日一日のみんなの我慢が、数年後報われると信じて頑張ります。

 

 

 

 



最新の投稿を見る

【副反応出た】先日1回目のワクチン接種をしてきました

2021年8月26日

集団接種

新型コロナウィルスワクチンについては、わたしの周りでもいろんな意見があります。

 

ワクチンを打ったこともブログには書かない方がいいのかなと思って遠慮していたのですが

いろんな副反応や感想を知りたい方もいらっしゃるそうなので、ご興味のある方のみご覧ください。

 

予約から接種まで

まず予約票が届いて近所のクリニックに問い合わせたところ9月までいっぱいだったので

サンドーム福井で行われた、鯖江市の集団接種を受けました。

1日に1,000人が接種できるというだけあって枠もたくさん空いていたし、スマホで簡単に予約もできました。

 

予約が完了したのち、先月にはワクチンが足りないとの情報も出ましたが、

佐々木市長はじめ行政の方たちがワクチン確保から設営まで本当に尽力いただいたおかげで無事接種できました。

鯖江市民でよかったとつくづく思います。

 

会場では受付から接種まで的確に役割分担された職員さんや看護師さんのおかげでとってもスムーズに進んだし、

優しくしてくださるので怖さとか不安とかはあまりありませんでした!

 

そしてサンドーム福井は1万人収容の大きな会場なので

開放感もあって気持ち良かったです。

 

 

さて、副反応の話です

注射が終わって(実はわたしは注射で倒れたことが数回あるのでベッドでの接種でした。恥)

30分待って何ともなかったので仕事再開。

 

3時間くらい経ってから頭と首が痛くなりだしたのですが

とりあえず仕事が終わるまでは耐えて帰宅すると、熱が少しありました。

 

夜の間は37.5℃くらいだったのですが

倦怠感が強く出てしまって、普通の発熱よりつらく感じましたね。

あと、頭はガンガンしていました。

 

翌朝には37.0℃くらいまで下がって、丸1日微熱と頭痛と倦怠感との戦いでした。

 

集団接種

 

筋肉痛はありましたが他の症状に比べ大したことはなかったように思います。

食欲はずっとありましたので、もりもりごはん食べました!

 

わたしは接種当日の夜がいちばんつらかったです。

1回目でワクチンの副反応がまあまあ出てしまったので2回目がちょっと怖いですが、一日も早い収束のため頑張ってきます。

 

副反応が出るのは細胞が若く生まれ変わるサイクルが早いからとか、免疫力が高い証拠とか聞きます。

わたしはコロナ禍になってから引きこもってばかりの慎重派なので、

コロナウィルスには強いんだ!と思いこむことも大切かもしれません。

 

あとはワクチンを打ったからと軽率な行動は避けて、

不要不急の外出をしない、うがい手洗いを徹底する今までの生活を続けていきます。

 

福井県では昨日過去最高の56人の感染が発表され、なかなか空気がピリついています。

まだまだ先が見えないですが、心身ともに健康でいられることに感謝しながら

無理はせず自分にできることは積極的にしていって、鯖江がひとつになり立ち向かいたいと思います。

 

少しでも早くみんながのびのびと生活できる日を目指して。

 

 



最新の投稿を見る

サプライズプレゼントの効果がすごすぎる!

2021年8月23日

サプライズギフト

先日、自分の誕生日を迎えたのですが

お花屋さんが、とっても素敵なアレンジメントフラワーを届けてくれました。

地元の大切な仲間からです。

 

その日は朝から難しいお問い合わせや、印刷機の不調など手こずることが多かったのに、お花を見て一気に笑顔になってしまいました。

 

コロナ前は友人や姪っ子たちがささやかな誕生日会をしてくれていましたが

今は当たり前にそういったこともありません。

自分はもういい歳なので何かして欲しいと思うこともないですけれど、

「おめでとう」と言ってもらえるのはうれしいですよね。

 

福井県でも連日多くの感染者が出ていて県独自の緊急事態宣言中で、

なんとなく鬱々とした気持ちになることも増えてきたところに

このサプライズは元気とやる気を与えてくれました。

 

コロナ禍でのサプライズは

今まで以上に感動や感謝でいっぱいになるものですね。

 

名入れペンネットでもサプライズプレゼントのご依頼を多くいただいています。

その際のご要望は本当に様々で、気持ちを「贈る」ということを大切にされていることがとてもよく伝わってきます。

 

送り状にどなたからの贈りものか分かるように記載しておけば

お相手さまも不審がらずにワクワク感いっぱいで開けてくださると思いますし、

手書きのメッセージカードやリボンラッピングも無料でさせていただいています。

 

お誕生日のお祝いができない、

実家に帰省して家族や旧友に会えない、

たくさんの人がディスタンスをとらないといけない時代に

直送サービスはあたたかな想いを届けられる!と、

自分がもらったサプライズで再認識しました。

 

ステキなペンに自分の名前やメッセージが入っていたら

さらに喜ばれること間違いないと信じています。

 

もらった「もの」というより、

それを選ぶ時間や名前を入れるという「手間」をかけてくれたことがうれしいですよね。

 

名前入りは特別なプレゼントになります。

いつ収束するか分からないコロナ禍に、

大切な誰かを励ませる名入れボールペン選びは

ぜひ名入れペンネットへ。

 

スタッフが心をこめて対応いたします!

 

 

 



最新の投稿を見る

お盆休みをいただきました

2021年8月14日

お盆

名入れペンネットは年中無休ですし、コロナ禍なのでどこにも出れないですがお墓まいりに行ってきました。

前の週末には朝早くに家を出て、お墓の掃除も万全!です。

 

制限されたり大変なことも多い日々ですが、

家族がそろって笑顔で居られることが本当にありがたく、

祖父母と兄に、感謝をいっぱい報告しました。

 

歳を重ねるにつれ、

ありがとう、ありがたい、と思うことが増えています。

 

健康で、この名入れペンネットの仕事ができることも、

仕事を通してお客様とのあたたかな交流のひとつひとつが本当にしあわせです。

 

福井県でも感染者が連日多く、

県独自の緊急事態宣言が出ていまして

ご近所でも今年のお盆休みは帰省される人が少なかったように感じます。

 

ひとりひとりのガマンがきっと良い方向へ進むと信じて

制限された毎日でも楽しみたいと思います。

 

 

 



最新の投稿を見る

鯖江市総合戦略推進会議に参加してきました

2021年8月12日

鯖江市総合戦略推進

先日、2年任期で委員として任命いただき、

各団体の代表のすごい方たちだらけの会議に参加しました。

 

同じように今年7月末まで委員として活動していた鯖江市男女共同参画推進審議会でも

たくさんの素晴らしい出会いや学びがありましたが、今度はさらに広い視点での会議になります。

 

鯖江市総合戦略推進

 

人数もかなり多い会議ですが、

地域活動を10年以上してきたためか、

知り合いが多く居て、うれしい再会もたくさんありました。

 

そんななかで、いちばんうれしかったのは、中学校時代の恩師に会えたことです!

鯖江市小中学校校長会の会長の充て職で来られていて、

「教え子が地域で活躍してくれていてとてもうれしい」と先生も笑顔でお話してくれました。

 

わたしが中学2年生の時の担任で、当時若くてやる気に満ちた熱い先生でした。

友人関係でつらいことがあった年なのであまり思い出そうとしてこなかったのですが、

先生にお会いしたことを母に伝えると、当時、毎日わたしが帰宅した時の様子を電話確認してくださっていたことを聞かされました。

 

学校には休まず行っていたそうで(自分のことなのに覚えていませんが。汗)

先生があたたかく見守って行動してくださったおかげで通えたんだろうなと思いました。

 

多感で繊細な子供時代、親だけでなく先生や地域のたくさんの大人に育てていただいて

今の自分があると感謝の気持ちでいっぱいです。

 

わたしは「恩送り」という言葉を大切にしていて、

自分がしてもらってきたことを次世代の人たちにしていくことを誓っています。

 

十分な教育を受けさせてもらったことに感謝していますので

世界中の子供が平等に教育を受けられる世界を目指して

名入れペンネットでもSDGsに取り組んでいます。

 

 

当時よりさすがにお年を召されましたが

とても定年には見えない、若々しく気力あふれる先生にお会いして、

いつまでも尊敬できる先生に教えていただいたことに改めて感謝しました。

 

そしてこれからも自分にできることを日々精一杯取り組んでいこうと再決意しました。

 

力はないですが、地元・鯖江を愛する気持ちを大切に、

女性がのびのびと活躍できる社会を目指して新しい場所でも頑張っていきます。

 

 

 



最新の投稿を見る

ゴールド免許更新しました!

2021年7月31日

免許更新

免許更新に行ってきました。

今回も安定のゴールド免許です~!

 

名入れペンネット所在地の福井県では車での移動が必須で、

もったいない話ですがひとり1台の車社会です。

どこへ行くにもまず車に乗らないと始まりません。

 

無事故無違反でやってこれたのは

自分の努力?ももちろんですが、守られているなぁと思うんです。

若い頃には数回事故を経験していますが

わたしはスピードをあまり出さないということもあってか

大事にはいたらなかったです。

 

逆にどの事故も一歩間違えれば危なかったと思います。

 

車を運転している以上、何があってもおかしくないなか、

自分も家族もトラブルなく生活できることにつくづく感謝です。

 

30分の講義で、

「優良ドライバーが増えれば、結果的に事故などで亡くなる方が減ることにつながる」

という言葉に一番うなづけました。

 

不慮の事故はあるけれど気を付けていれば対処できることもあるので、

これからも安全運転を心がけてあわてない生活を続けていきたいと決意を新たにしました。

自分のためだけでなく周りの人のために。

 

ちなみに今までは免許の期限表記が平成だったので

令和になってから期限が切れているのかいないのかちょっと不安でしたが西暦も追加されたのが分かりやすいです。

5年に一度だとハガキが来るまですっかり忘れてしまうんですよね。

 

仕事に欠かせない運転免許証。

これからも優良ドライバーとして運転できるよう気を付けていきます!

 

 

 

名入れペンネット TOPへ戻る



最新の投稿を見る

東京オリンピック・パラリンピック開催期間中のお届けについて

2021年7月15日

東京オリンピック

名入れペンネットの商品配達をお願いしているヤマト運輸さんより、

下記の期間中、東京オリンピック・パラリンピック開催地周辺の交通規制により

配達遅延の可能性があると連絡がありました。


 

■荷物のお届けに遅れが生じる可能性がある期間と地域

期間:2021年7月13日(火)~8月8日(日)
8月17日(火)~9月5日(日)

地域:
・各競技会場の周辺地域(東京都および各開催地域)
・羽田空港旅客ターミナル内(空港内の各テナント事業者さま等あて)

 


 

東京オリンピックもいよいよ開催ですね。

ワクチン接種関連や福井県内でも学校や夜の街でクラスターが発生したりと

バタバタしているので実感が全然湧きませんが

何年もかけて誘致したオリンピックが平和な瞬間をもたらしてくれるといいなと思います。

 

今年の3月に鯖江で開催された日本商工会議所青年部の全国大会も

何年も前から準備してきて、当初は8,000人を鯖江にお迎えするはずだったのが

どんどん減り最終的には完全オンライン開催になるというつらい思いをしました。

 

とはいえ万全なコロナ感染対策をするために設営も大変だったし制限の多い大会でした。

規模は違いますが開催にあたり主催者側のお気持ちが少し分かります。

 

だからこそ心に残るオリンピックになることを祈っています。

 

さて、長い期間にはなりますが弊社でも早めの発送を心がけますので、

何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

名入れペンネット TOPへ戻る



最新の投稿を見る

テーピングではじめてかぶれました。涙

2021年6月20日

包装現場

大量に仕上がった名入れボールペンの包装に追われる毎日なので

前髪もしばって全力作業モードです。

 

包装現場

 

作業が続くなか、あまりにあちこち痛いので

サポーターだけでなくテーピングを買ってきて巻いたところ

6時間の着用でぽんぽこぽんに腫れました~。

 

かゆくなってきたなと思ってすぐ外したのですが

時すでに遅し。

 

みるみる腫れてしまいました。

氷で冷やしたりかゆみ止めを塗ったりして夜には違和感はなくなったのですが

翌日も腫れたまま。

 

今は赤くあとがのこっています。

 

包装現場

 

締めつけすぎたのか

のりのところにかぶれたのか

よく分かりませんが、包装の手も止められないのでこのまままいります!!

 

 

 

名入れペンネット TOPへ戻る



最新の投稿を見る

名入れペンネット公式サイトの修正をしています

2021年5月16日

すっきり

ブログが止まっています。ごめんなさい!

また再開していきます。

 

新商品や新色の登場、廃盤商品の入れ替えに伴って、

名入れペンネットのホームページではリンク切れがよく起こります。

調べたところ200個くらいありました。

 

かなり古いブログや関連ページまでさかのぼる作業を続け

少しずつ減らしていったのですが

なかなか根気が要ります。

 

先日やっとゼロに出来て、

達成感でいっぱいになりました。

 

サイト修正

 

見やすいサイトなのか、ご希望の商品を探していただけるか、

動線も見直ししています。

 

お客様の目には留まらないかもしれない場所でも

しっかりと手を入れて、使いやすいサイトを日々つくっていきます。

 

 

 

名入れペンネット TOPへ戻る



最新の投稿を見る