「愛用していた卒業記念品を紛失してしまい、同じ型の商品を申し込ませて頂きました。
再紛失しないように名前も印字できたら嬉しいのですが、大学名を含めて2行に渡ると難しいでしょうか?」
お客様からご注文時にコメントも添えていただき、
これは何とかしないと、と思いました。
ご依頼のあったシャチハタネームペン・キャップレスSは
印字ができる箇所の軸がとても細く、2行の印字ができないので、
名前を入れるちょうど真裏に大学名を入れさせていただき、
こちらで印面(ハンコ部分)もセットしてお届けしました。
本来なら追加印刷のための版代や印刷代がかかるのですが、
心を痛めておられたようですので、せめてもの想いとしてサービスしての印字です。
紛失したとはいえ、同じものを頼まれるというのは、
お客様が在学していた時間や友人を本当に大切にされているんだなと感じます。
その大切に想う「心」が素敵ですよね。
みんなと同じ記念品とは「モノ」としては厳密には違いますが、
卒業記念品はそもそもただの「モノ」ではなく、
みんなを大切に想う「心」の方だと思うので、
結果としてみんなと同じ記念品になると考えています。
無事に手元に届いて、今度はずっとそのお客様に寄り添って
つらいことや大変なことがあった時に
勇気を出させてくれるアイテムになってくれることを祈っています。