先日、鯖江市役所で男女共同参画協議会がありました。
私個人としても会社としてもSDGsに取り組むなかで
縁あって5年継続の男女共同参画プラン策定に携わらせていただきましたので
その後どんな事業をしてどれだけの実績があったかなど
また今後どうしていくべきかを協議しました。
鯖江市はSDGsのゴール5「女性活躍」に力を入れています。
名入れペンネットも従業員のほとんどが女性ですし、
家事育児に追われる世代の女性スタッフが
どうしたら生き生きと働けるかいつも気を配っています。
私個人としても青年会議所や商工会議所青年部といった
男性社会で10年以上地域活動をしてきて、
実感すること、悩むことが実体験としてありますので
その目線から女性活躍の現状をありのまま発言しています。
ちょうどオリンピック関連でも
女性蔑視発言が取りざたされていて
根深い問題をどうしたらいいのか考えることが多いです。
誰が悪いとかいうことではなく、気づいて考える人が増えていったらいいなと思っています。
自分もそうなのですが、女性も差別に慣れてしまっていることが
活躍の妨げになりますし、かと言って
女性を優遇しすぎるのも結局は差別になります。
むずかしいですよね。
どこから手を付けたらいいんだろうと毎回悩みます。
企画されていたイベントもコロナ禍で中止になることが多く
そんな中でもオンライン講座やYouTubeで情報発信するなど
市役所の方々や地域の団体のみなさまのご苦労が見える会議になりました。
あらためて市の施策を見ていると、
私たちが豊かに暮らせるためのサービスがたくさんあって、
鯖江市に住んでいて本当に恵まれているなと、つくづく思うんです。
(知らないことが多すぎてもったいないのですが)
コロナ禍で財政難の自治体がたくさんあると聞いていますが、
私は地元のためにいつでも喜んで税金を納めたいなと思います。
そして、鯖江市の取り組みの現状を知り、模索しながら、
同じ女性がつらい思いをしたり、悲しむことなく
悠々と活躍していける環境づくりを続けていきたいと思います。