私には、親子のように仲良くしている近所の「かおるちゃん。」というじいちゃんがいました。
名入れペンネットの、ここは「越前」です。
ある日の会話。
私 「カニ食べたか?」
かおるちゃん 「そんなもんあたらん」
私 「じゃあ食べさせてあげるから母ちゃんといっしょにおいで」
と言っている私も長いこと食べていません。
ふたりを迎えたのは、10年ほど前の正月です。
おいしそうに食べて帰っていきました。
普段からよく訪ねてきて親子のようです。
来た時には、
「500円のコーヒー飲むか?」と言うと、
「うん」と言ってインスタントコーヒーをおいしそうに飲んで帰っていきました。
そんな「かおるちゃん」が先日亡くなりました。
その1か月後に、あとを追うように「母ちゃん」も亡くなりました。
本当の息子のように、「親孝行」のまねごとだけでもできたのが私の心を豊かにしてくれます。
いい事をたくさん重ねながら生きたいとは思いますがなかなかそうもいきません。ね!