その前に「雪情報」
珍しく大雪、「警報」前と後の、自宅前です。
福井が誇る日本海の「越前ズワイガニ」
地元でも高嶺の花です。
ある時の正月、
「じいちゃん、カニ食べたか?」
「あたらん!」
「じゃぁ、今晩、母ちゃんといっしょに食べにおいで!」
と 言っている私も滅多に口にできるものではありません。
元気な時は、毎日のように訪ねてきてコーヒーを飲んで帰っていた近所のじいちゃんです。
そのじいちゃんが、正月を前にして亡くなり、
その1か月後に、その後を追うようにばあちゃんも亡くなりました。
正月が近づいたことで、あのかたちばかりの「カニの大盤振る舞い?」を思い出します。
そんなこと、二人はとっくに忘れていってしまったかもしれませんが、
思い出した私にとっては、ほのぼのと温かい思いになり、心を豊かにしてくれます。
そして、「親孝行はするものだなぁ」と思わされました。
先哲曰く、「あげる者が何にもなくても、 日に三度 笑顔を見せなさい」とありました。
「お父さんお母さんを大切にするんだよ!」
我が家の三人の娘が学んだ学舎の創立者は、機会あるごとに学生たちに言い伝えていました。
そんなとはいつも、逆に、「娘たちから大事に思ってもらえる親にならなければ…。」と心新たにしたものです。
当たり前であってもなかなかできないことです。
「親孝行 したい時には 親はなし」
でも悔やむことはありません。
「親の恩は子に返せ」で、
昔の人はいいことを言ったものです。
そして今、
娘3人であった我が家も、
かわいい孫たちと、親思いの娘たちと、
そして何よりも、頼もしい娘婿たちに囲まれて最高に幸せなお正月を迎えています。
もったいないことに、「親孝行」してもらっています。
そんな中での「ひとりごと」です。
最後までのお付き合い、誠にありがとうございました。