“西高東低”
人の思いも様々です。
昨日、急ぎの用事で三重県の伊勢市まで出かけてきました。
朝、ちらちら雪模様の福井を出発しましたが、敦賀を越して滋賀県の木ノ本を過ぎたころから空は快晴で雪なんてどこにも見えません。
そこからまだ、走りに走っての道中。
「日本海側と太平洋側、なんでこんなに違うのかな?」と、
東名阪高速道路を走る車の中から助手席の妻が携帯で「パチリ!」です。
しばらくすると、娘からメールです。
添付の写真には、2歳とようやく4歳になったはかりのかわいい孫の姿です。
雪降る中を、お気に入りの赤とピンクの小さなスコップを持って一所懸命に何をしているのか?
大好きなパパのまねをして、二人で役割分担をして無心に雪かきの最中みたいです。
なぜか、子供は雪が大好きなんです。
小さいころ、
私もそうでしたが、真っ赤になって冷たい冷たい指先に「ハァハァ」と息をかけながら日が暮れても外にいたものです。
そして、20歳も過ぎたころには、今度は「雪」が本当に嫌いになりました。
雪が降ると、毎日毎日が雪との戦いです。
日本海側は、大雪警報・大雪注意報発令。
太平洋側は、快晴の異常乾燥注意報発令。
冬になると、いつも「西高東低」に恨めしい思いでした。
永い厳しい冬があるからこそ春の温かさが誰にもまして嬉しいもので、いいことでもあるように思えても来ました。
悔し紛れに(!)。
やっぱり今の私は、あの三重県の風景がうらやましい !!!
でした。