いつになく苦心の調合色・パッド印刷インク
8月29日 火曜日 随分と過ごし易くなった今朝の気温、厳しい厳寒の冬の後の春の暖かさと似て「耐えた後の幸せ」という感じです。
ペンは、
【同一印刷名入れボールペン】三菱・ユニボールワン(UMN-S-05)黒単色ゲルインク0.5mm 白軸
苦心を重ねた後のきれいな仕上がりに満足です。
(パッド印刷インクの色見本帳)
【調合色】
600種の色見本それぞれに「色配合数値(%)」が表示されたいて通常は困難なことはありませんが、
今回の場合は色見本帳にない薄い色で苦心でした。
・まずは、系統的に近い色を選定して作成します。
青インク:55%
赤インク:23%
黄色インク:22
・次に、白インクを加えて薄くしたり、黒インクを加えて濃くしたりしていきます。
それも徐々にしていかないと分からなくなってしまいます。
・濃い色に白を加えてもなかなか薄くなりません。
そのために色の様子を見ながら「どんどんどんどん」と加えていきます。
・ほぼ調合色ができてから少しの黒色を加えますが、濃い色は反応が速いので気を張ります。
・「黄色系が少し必要かな」というところで黄色を加え始めますが、やはり薄い色なのである程度多めに加えることが必要です。
そして、
これからがまた大変です。
パッド印刷インクは「半透明」なので実際の印刷でペンの軸色の影響を受けて、
印刷したときの色が作成したときの色と変わってしまい、
そこからまた微調整を重ねていきます。
ようやく、
「これでいいかな?」の時点で約3時間くらい過ぎています。