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令和4年8月福井豪雨

2022年8月9日

避難指示アラート

8月4日(木)から5日(金)にかけて福井県を襲った豪雨で、名入れペンネットがある鯖江市では被害は大きくなかったものの、車で30分ほどの距離にある南越前町が被災しました。

連日SNSで泥水が流れる映像、悲惨な被害状況を写す画像があふれ、とても胸が痛んでいます。

わたしの大好きな友人も被災していたので連絡したところ、近所の方たちに助けられ週末には何とか家財道具を家から出し、畳もすべて外して泥上げをすることができたということです。

その後、災害寄付のサイトもできていたのですぐに支援させていただきました。

 

南越前町付近のJRも高速道路も下道もすべて土砂崩れなどで福井県は寸断されてしまって、いつもなら下道でも1時間ほどで着く敦賀市へ行くのに岐阜県を経由する大回りで4,5時間かかっているそうです。

ボランティアセンターもすぐに立ち上がり、昨日は月曜でしたが200人以上の方が作業に当たられていました。

2004年夏の福井豪雨のときの経験が活かされているとあちこちで話が上がっていて、当時のバタバタ感を思い出しました。

その時は鯖江市内も被災して、床上浸水した友人宅で泥かきを手伝ったのですが、太陽が照りつける暑い中を汚水の臭いとも戦いながらの作業はとてもつらかったです。

友人宅へ向かう時には、通り慣れた道が一変していました。夏ならではの鮮やかな田園風景ではなく、田んぼも道路も泥まみれで、乾いた土ぼこりが舞い、景色一面、茶色の印象しかない、悲惨な思い出です。

とはいえ、ご家族も「もうここまでなってしまったらゆっくりやるしかない」といい意味での諦めもあり、休憩もたくさんしながらみんな笑顔で作業を進めました。

当時、作業した手をしっかり洗わないと食中毒になるということで消毒しながらでしたが、一緒に手伝っていた友人はしっかり食中毒にかかってしまいました。今はコロナ禍ということもあり、一段と気を付けないといけないことが多いと思います。

福井がよく遭う雪害とはまた違った大変さがあります。大雪はある意味何度も経験して慣れているからか、豪雨災害の方がつらい印象です。雪はそのうち融けますが、泥はなくなってはくれませんし、家の中がめちゃくちゃになってしまいます。

 

今回、名入れペンネットのすぐ近くの一級河川も氾濫危険水位を超えて、避難指示アラートが2日で3回も鳴るなど、社内も緊迫した雰囲気で一時は仕事が手に付かないほど。

平静を装ってはいましたが、心の中では従業員さんと家族を守らなくては!と必死でした。

 

8月豪雨

↑8月5日の朝7時半頃。父から出勤で毎日通る堤防の写真をもらいました。いつもは水が少なめな一級河川でしたがこの時は濁流です。

 

18年前と違って今はSNSで最新情報も得られますし、河川の状況などもライブカメラも見れますし、危険に近づかなくても良くなりましたね。でも見に行く人もたくさん居たようですが。

自宅も会社も実家もなぜか川の近くなので、4日の夜は天気が落ち着いていたとはいえ、気が張り詰めていました。

 

福井の豪雨のちょっと前には新潟県村上市が雨で大被害に遭いました。村上にも大切な友人がたくさん居るので被災した方々とSNSを通して励ましなどのやり取りをしていたら数時間後には福井が、という状況でした。

新潟→福井で被災したのは18年前と同じです。

 

今回被災した友人はしばらく親戚の家で生活をすることになり、「まさか自分の家が」と言っていました。こういった災害のときにはよく聞く言葉ですが、今回もたまたまわたしは被災しなかっただけ。いつでも備えていないといけないなと改めて思いました。

 

携帯の充電を常にしておくこと、飲料水やタオルケット類を車に積んでおくことはすぐにできることですね。

8月豪雨

↑母が8月5日お昼前に出勤しようとしたら、近くの堤防が大渋滞。この先の橋が氾濫危険水位を超えるなど、自宅も会社も緊張状態でした。反対方向へ走って、別の橋を渡り、何とか家族が合流できました。

 

福井県を寸断していた国道8号線は今日から通行止めが解除されたそうで、北陸と関西をつなぐ大事なルートがつながりました。

武生駅から敦賀駅まで運行できなかったJRも8月11日、高速道路は上り線は8月10日、下り線は8月末には開通予定とのこと。

凄まじい被害状況にもかかわらずこんなに早い対応ができるなんて、多くの方が一生懸命作業してくださったんだなと思います。

でもそれくらい人も物もかなりの量が走る、大事なルートなんですよね。

 

現在、名入れペンネットから発送の商品のお届けに半日ほど遅れる可能性があります。比較的大きなトラブルは今のところないようですが、通常通りになるまで時間がかかるかもしれません。ご迷惑をおかけしますが引き続きよろしくお願いいたします。

 

災害と共に生きる時代です。備えていれば必要以上に怖がることはなく、焦らず、正しい情報を得て正しく行動したいと常々考えています。

ご心配くださったメーカーさん、お得意さま、あたたかい励ましをいただきありがとうございました。

 

 

 



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平池 牧子 について

株式会社ヒライケ 代表取締役。 短大時代にアメリカへ留学し英語を学んだのち、生まれ育った福井県鯖江市に帰省し、就職した貿易会社で英語を活かし海外出張も多く経験する。その後独立し、グラフィックデザイン業を12年営んだころ、名入れペンネットを運営する父を支えたいと、2015年株式会社ヒライケに入社。大切な人を想う気持ちを伝えるお手伝いができるこの仕事が大好きで、年間20万本の名入れボールペンを全国へお届けしている経験から、喜ばれる名入れギフト、心が伝わる工夫、エピソードの引き出しは無限大。あたたかなやり取りを心がけ、お客さまの声に丁寧にお応えしている。